【高校受験】冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法を紹介
こんにちは、紅野まりです。
今回は「高校受験前の冬休みの勉強法」というテーマについて紹介します。
「受験前、追い込みをかけるにはどうしたらいい?」
「絶対に受験に合格してほしい!」
このように中学生のお子さんの受験前の最後の追い込み期間である冬休みの過ごし方について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「冬休みの勉強法」後半で「冬休みにやってはいけないこと」について紹介していきます。
この記事を読むことで「受験前最後の追い込み期間である冬休みの正しい過ごし方」について理解していただけます。
冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法を知ると…
受験前最後の冬休み、過ごし方を間違えてしまうと受験合格までの道が遠くなってしまいます。
「何をやったらいいかわからない」
「受験前だけど冬休みには何を取り組んだらいいの?」
と、やるべきことが分からなくなってしまいます。
冬休みは「とにかく勉強していればいい」わけではありません。
受験前、最後の追い込みをかけることができるのが冬休みです。
1月になると私立入試の試験や願書提出など、実際に入試に向けて行動を起こしていく時期です。
最後の追い込みをかけるためには、冬休みはラストチャンスなのです。
冬休みを有意義に過ごすことができると、苦手を克服したり解けない問題が解けるようになって合格率が上がってきます。
しかし、冬休みをダラダラ無駄にしてしまうと、あと一歩のところで点数が足りなかったり、受験でも不合格になってしまうかもしれません
今回は冬休みに取り組んでほしい勉強法を紹介しますので、安心してこのまま読み進めてくださいね。
高校受験前さいごの冬休みの勉強法とは?
ではここからからは、具体的な冬休みの勉強法を紹介します。
冬休みの勉強法は
・過去問を解く
・苦手な問題を無くす
という2点が大事です。
過去問を解くことで問題の形式に慣れて、苦手な問題も繰り返し学習することで理解できるようになります。
まずは、過去問を解く流れで
過去問5年分を古い方から解いてみる
↓
わからない問題は解説をよく読む
↓
理解をする
という流れが基本です。
細かく紹介していくと、
①過去問を用意する:2019年受験の場合、5年前の2014年~5年分の過去問を用意します。過去問を取り組んだことがある場合でも、もう一度古い方から取り組んでみましょう。
②過去問を解く:過去問は古い方から解いていきましょう。
大体2日間で5教科1年分の過去問を解き終えることができたらいですね。
③答え合わせをして確認:2日間で過去問を解き終えたら、3日目に答え合わせをして間違った箇所を確認しましょう。
解説をよく読んで、内容を理解することを忘れないでくださいね。
間違えた単語や漢字を二度と間違えないつもりで復習しましょう。
冬休みは受験前最後の追い込み期間です。
着実に知識として身につけたり、間違った箇所を二度と間違えないようにすることを意識しましょう。
冬休みの勉強で大事なことは?
先ほど紹介した流れが、冬休みの勉強のやり方として基本の流れになります。
冬休みの勉強で大事なことは
・焦らないこと
・入試で点数を取れる問題を増やすこと
この2点だけです。
冬休みが終わると、受験まではあと1,2ヶ月程度です。
冬休みの勉強は大事なポイントを確実に押さえていく必要があります。
受験はあっという間に迫ってきますが、その前に追い込みができる期間が冬休みしかありません。
そのため「もう受験まで日にちがない」といって焦ってとにかく大量に勉強量をこなしたところで、無駄になってしまうかもしれません。
なぜなら、勉強したことが記憶に定着していないと「入試では点数が取れないから」です。
例えば、いくら冬休みに勉強すると言っても漢字ばかり書いていても成績は上がりません。
同様に、数学の簡単な基礎問題ばかり解いていても成績は上がらないのです。
冬休みの勉強も同じで、入試で点数を取れる問題を増やすことが、冬休みの勉強では大事なことです。
どういうことかというと、配点が高い応用問題が解けるようになったり、国語の記述問題で部分点を取れるようになったり、英語の英作文が書けるようになったり、ということです。
入試で点数を取るための勉強を心がけていきましょう。
そのために、過去問を解く→わからない問題を理解するという流れが大事なのです。
高校受験の最後の追い込み期間の冬休みの勉強法でやってはいけない3つのこと
ここまでは、高校受験前の冬休みの勉強法を紹介しました。
ここからは、冬休みの勉強法でやってはいけない3つのことを紹介します。
これだけは絶対に気をつけてほしいことをまとめたので、3つとも覚えるつもりで読んでみてくださいね。
冬休みの勉強法で絶対にやってはいけない3つのことは次のとおりです。
1,焦って1から勉強しようとすること
2,なんとなく塾の冬期講習に行くこと
3,「不合格になるじゃないか」と不安になること
それぞれ細かく解説をしていきますね。
冬休みの勉強法で絶対にやってはいけないこと1『焦って1から勉強しようとすること』
まずは、焦って1から勉強しようとすることをやめましょう。
例えば
・中1の教科書から読み直す
・1から教材を買って冬休み中に取り組もうとする
・通信教育を始めたりする
このように「全部最初から復習し直そう」とすることは絶対にやめてくださいね。
なぜなら、全部振り返る時間は残されていませんし、無駄になってしまうからです。
全部復習し直そうとすると「理解している部分にも時間を使ってしまいます」
むしろ限られている時間だからこそ、入試の点数につながる努力をしてほしいので、全部復習し直すのではなく、苦手な箇所を復習するように心がけましょう。
また、通信教材を始めたり、新しく教材をいくつも手に入れることは辞めましょう。
教材の数をこれ以上増やしても正直受験生の手には負えません。
それよりも、1つのワークや今までの過去問を振り返ることが実力に繋がります。
もし教材を買うのであっても、冬休み前に教材を入手してからその1冊だけを繰り返し学習していくほうが良いでしょう。
冬休みの勉強法で絶対にやってはいけないこと2『なんとなく塾の冬期講習に行くこと』
次に、なんとなく塾の冬期講習に行くのは辞めましょう。
塾の冬期講習に通うことで「なんか勉強できたかも」「追い込みが出来ている」と思いがちですが、実際無駄な時間を塾で過ごしてしまっている可能性もあります。
なぜなら、お子さんの苦手分野が克服できたとは限らないからです。
塾は大人数生徒がいますので、進度や苦手対策は多数決になります。
例えば、あなたのお子さんが英語の助動詞を苦手で復習しようと思っても、塾の授業ではお子さんの得意な過去分詞形の授業をするかもしれません。
つまり、お子さんにとって得意な分野の勉強もせざるをえなくなってしまいます。
そうすると、時間の無駄になりますし、得意分野を学ぶ良りもひとつでも苦手な分野を無くしていきたいですね。
冬休みの勉強法で絶対にやってはいけないこと3『「不合格になるんじゃないか」と不安になること』
最後に「不合格になるかも…」というマイナスな発想をやめましょう。
受験は「合格するんだ!」という前向きな気持ちのほうが実際に勉強する、復習するなどといった行動に移すことができます。
しかし、不合格になるというマイナスな発想しかないままだと「どうせこれを勉強したところで…」と行動ができなくなってしまいます。
なので、冬休みに入って受験までの時間が意識されるとは思いますが、「絶対に合格するんだ」という強い気持ちを持ちましょう。
高校受験前の冬休みに取り組みたい具体的な勉強法
冬休みの短い期間でも集中して、受験前最後の追い込みをしていくためには「時間の使い方」をうまく身につける必要があります。
時間をうまく使うというのは、つまり同じ時間でも効率よく勉強して勉強量を増やすことです。
私は「勉強の質を上げる」と言っていますが、勉強の質とは1時間あたりの勉強量を増やすという意味です。
「具体的な勉強の質の上げ方を教えてほしい!」
という方もいるかも知れません。
ここで、冬休みの勉強法として時間をうまく使うための具体的な「勉強の質を高めるための方法」を紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
それぞれ詳しく解説します。
1、タイマーで30分測る
まずはタイマーで30分測ります。
タイマーはスマホのタイマーでもキッチン用のタイマーでも大丈夫です。
30分しっかり測れるものを用意しましょう。
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
次に、30分で取り組める課題を設定しましょう。
例えば、「宿題のプリントを1枚終わらせる」「学校のワークをP◯まで埋める」などといった感じです。
あまり欲張りすぎず、30分で確実に終わらせることができそうな課題を自分で設定しましょう。
3、勉強に取り組む
準備が整ったら30分タイマーで時間を計って、課題をこなしてみましょう。
その時に「あと◯分..」のように時間を意識しながら取り組んでみてくださいね。
30分時間が経ってタイマーが鳴ったあと、課題がまだやり終えていない場合はそのまま取り組んで課題を終わらせましょう。
次回以降は課題を減らして30分以内に取り組めるものを設定し直しましょう。
もし、30分以内に課題が終わって時間に余裕があった場合は、これからは気持ち課題を増やしていきましょう。
この1~3の流れを2週間繰り返して、だいぶ慣れてきたら勉強時間を1時間、1時間半と増やしていくと良いですよ!
ステップは以上です。
高校受験前の冬休みに効率よく成績を上げていく流れとは?
冬休みから受験勉強の追い込みをかけるためにもより効率的に勉強を進めていかなければなりません。
上記で紹介した「時間の質を上げる」とともに、以下の流れを押さえて冬休みの勉強を充実させてみてください。
ステップは以下のとおりです。
1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、指導者をつける
それぞれ詳しく解説します。
1、勉強できる教材を手に入れる
まずは、勉強できる教材を手に入れる必要があります。
お子さんが勉強ができるようになるためには家庭学習の時間を作ることが大事です。
ですが、いざ勉強しようと思っても「何を勉強したらいいの?」「どの問題を解けばいいの?」と迷ってしまうと先へは進めません。
例えば、ビーフシチューを作りたいのに、牛肉も野菜もルーもない状態と同じです。
なので、家庭学習を進めていくためにはまずは教材を準備しましょう。
こちらの記事で家庭学習におススメの教材や選び方を紹介しています。
冬休み前でも使うと効果的な教材も紹介していますので読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
2、学習習慣を身に着ける
次に、学習習慣を身に着けていきましょう。
教材がそろって勉強を始める準備ができても、3日坊主で終わってしまっては意味がありません。
ほぼ毎日コツコツと勉強していかなければ成果は出ません。
特に冬休みは多くの中学生が受験に追い込みをかける時期です。
なので、勉強する習慣をつけることは当たり前になります。
最初から1時間、2時間集中するのは難しいですが、まずは毎日5分程度を目標に勉強を始めていきます。
そのあと、20分、30分、1時間と勉強時間を増やしていけば、毎日の勉強習慣が自然と身についてきますよ。
冬休み後も受験勉強を引き続き続けていくためには、冬休みから勉強習慣をしっかりつけておきましょう。
具体的な勉強習慣のつけ方はこちらの記事で解説していますので興味がある方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
3、指導者をつける
教材もそろえて、勉強する習慣をつけることができたら、最後は指導者をつけてみましょう。
ここで、指導者とは「個別指導塾の講師や家庭教師」のことを指します。
指導者をつける目的は「苦手の克服」「現在地の把握・目標設定」があります。
個別指導塾や家庭教師では、集団塾や学校の授業と比べて、お子さんに寄り添った指導をしてもらうことができます。
例えば、漢字が苦手な子に対しては漢字を練習する宿題を出したり、英単語が苦手な子には単語を10個覚えてくる宿題を出したり、などです。
お子さんのための指導になればなるほど、成績は上がってきます。
また、「今度こそ平均点を取りたい」「次回は〇〇点を目指したい」という目標に対してアドバイスをもらうこともできます。
目標を達成するためには~~~をしようか。
・今回は〇〇点だったけど、ここをこうしたら、〇点は上がるはずだよ!
次は△△点を目標に頑張ってみようね!
といった感じで、お子さんの現在地(今の学力や順位)を把握して、目標(点数、順位)に到達するためには何をしたらいいのかをアドバイスしてくれますよ。
ただし、指導者の選び方にも注意が必要です。
なぜなら、指導者との相性で成績が上がったり下がったりするからです。
学校の先生でも「英語の先生が〇〇先生になったから英語が得意になった」ということはありませんか?
指導をしてくれる先生と勉強はかなり密接にかかわっています。
なので、指導者は慎重に選んでください。
指導者の選び方はこちらの記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
【高校受験】冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法のまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法を紹介しました。
冬休みの勉強法はこの2つのステップが大事でしたね。
・過去問を解く
・苦手な問題を無くす
冬休みの勉強で大事なポイントは
・焦らないこと
・入試で点数を取れる問題を増やすこと
の2つでした。
受験前最後の休暇で受験生の子どもがやってはいけないことも紹介しましたね。
1,焦って1から勉強しようとすること
2,なんとなく塾の冬期講習に行くこと
3,「不合格になるじゃないか」と不安になること
受験までの残り時間が短いからこそ、着実に入試につながることに取り組んでいきましょう。
時間をうまく使って効率よく成績を上げるための冬休みの勉強法は以下の通りでした。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
次の記事では高校受験まで残り3ヶ月で成績を上げる方法について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが高校受験合格するために
お子さんが冬休みにしっかり勉強ができると、受験前にぐっと追い込むことができて志望校への合格率も上がっていきます。
ですが、このままだと冬休みの過ごし方もわからないまま、せっかくの休暇を無駄に過ごしてしまうかもしれません。
まずは今回のステップに従って、冬休みの過ごし方を実践できるように準備をしましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり